オージースイマーの凄さ その④トビウオジャパン参戦 セッテコリ杯1日目

2019年06月20日

オージースイマーの凄さ その⑤

 豪州世界水泳選手権代表Trialの結果からその凄さを検証する
その⑤は男女100mバタフライ、200m個人メドレーです。

その他男女200mバタフライは男子がD.Morgan 1分55秒26、女子
B. Throssell 2分7秒39で順当に代表決定ですがまず表彰台は厳
しいでしょう。また男女400m個人メドレーは男子がお馴染みの
Fraser-Holmsが4分14秒68(派遣が4分15秒69とやけに緩い)
で優勝&代表権獲得。女子はB. Evansが優勝も4分40秒40で派遣
記録(4分37秒14)切れず。これらの種目は、日本のほうがレベ
ル高いですね。

  ★男女100mバタフライ:エマ・マキーオンは余裕綽綽か

男子100mバタフライ
豪州Trial
参考:日本選手権
1
D. Morgan
51.47
水沼尚輝
51.43
1
M. Temple
51.47
小堀勇気
51.97
3
G. Irvine
51.62
安江貴哉
52.02
4
N. Brown
52.90
梅本雅之
52.17
5
E. Marks
52.98
川本武史
52.18
派遣
51.31
派遣Ⅱ
51.47

 日本の派遣記録51秒47が相当厳しくて良くぞ水沼尚輝選手
が切ってくれたもんだと感心していたが、豪州は51秒31とも
っと厳しかった(笑)。同着1位のモーガン、テンプルは51秒
47の好タイムも今大会では代表権獲得ならず。上位3名レベル
高いです。しかもこの3名は200mバタフライも上位独占でス
タミナもある、水沼選手決勝進出も楽じゃないわ。

女子100mバタフライ
豪州Trial
参考:日本選手権
1
E. Mckeown
57.28
牧野紘子
58.39
2
B. Throssell
57.57
長谷川涼香
58.55
3
J. Schlight
59.51
平山友貴奈
58.76
4
L. Taylor
59.56
相馬あい
58.77
5
A. Stuart
59.82
新野杏奈
58.89
派遣
57.64
派遣Ⅱ
57.45

 女子はエマ・マキーオンが余裕で優勝。本来56秒台前半の
力あるから代表権取れば良いだけのレースでしょう。マキー
オンは今大会は自由形が目立ちました。軸どちらに向けてい
るかわからないけど、100バタも池江璃花子選手がいないと
ショーストロムの独壇場になりそうな状況なので是非とも、
マキーオン選手には頑張って貰いたい。池江選手いないと日
本はこの種目厳しい。57秒台で泳ぐことが出来るのが専門外
大橋悠依選手だけじゃ世界と戦えません。

  ★男女200m個メ:M.ラーキン今季世界最速!
            K.マキーオンは世界ジュニア記録!


女子200m個人メドレー
豪州Trial
参考:日本選手権
1
K. Mckeown
2.09.94
大橋悠依
2.09.27
2
B. Evans
2.13.55
大本里佳
2.09.91
3
M. Bailey
2.14.39
今井 月
2.10.61
4
A. Harkin
2.15.96
寺村美穂
2.11.58
5
K. Ngawati
2.16.97
清水咲子
2.13.30
派遣
2.10.45
派遣Ⅱ
2.10.97

 まず女子から、この種目も日本のほうがレベル高い。だが
カイリー・マキーオン 17歳が2分09秒94…これ池江璃花子
選手の世界ジュニア記録(2分09秒98)更新してないか?
背泳ぎは既に世界TOPクラスだけど、この2個メでも今後怖い
存在になりそう。来年の東京五輪ひょっとするかも…

男子200m個人メドレー
豪州Trial
参考:日本選手権
1
M. Larkin
1.55.72
瀬戸大也
1.56.69
2
Fraser-Holmes
1.58.76
溝畑樹蘭
1.58.66
3
J. Gilliland
1.59.86
竹内智哉
1.59.26
4
T. Mahoney
2.00.44
藤森丈晴
1.59.36
5
L. Hunter
2.01.29
井狩裕貴
2.00.21
派遣
1.57.81
派遣Ⅱ
1.57.98

 昨年のパンパシフィック大会、2個メ決勝で萩野公介選手を
破って2位(1分56秒21)となり会場を驚かせた
ミッチ・ラーキン 何と1分55秒台突入で圧勝しました。もち
ろん今季世界最高です。瀬戸大也選手も日本選手権で自己ベス
ト1分56秒69を出しましたが、今季はそのあたりの記録で有力
選手達がしのぎを削ってる状況。そこから頭ひとつ抜けた存在
となったのがラーキン選手です。正直、ラーキンに1分55秒台
を世界選手権、東京五輪で出されると瀬戸選手には厳しいと
思う。日本人で1分55秒台出せそうなのは復活という条件付き
で萩野公介選手だけだ。

Larkin1

 背泳ぎだけでなく、200m個人メドレーでも主役に躍り出て
 きた感のある、ミッチ・ラーキン選手 豪州恐るべし!



aban7164 at 13:23│Comments(0)水泳 | 世界水泳選手権

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